あああ

ゴールドコンサートに夢を!

今年もまた、ゴールドコンサートの最終選考まで勝ち残ったメンバーが発表されました。
この「ゴールドコンサート」というのは、毎年10月に東京の国際フォーラムで開催される音楽ライブですが、出場するのはみんな、障害を持ちながらも、プロのミュージシャンを目指して本格的に活動しているトップアーティストばかりで、驚かされるのは、視覚障害者よりも聴覚障害者が多い事です。

音楽と聞くと、やはり一般人は、聞いて謳ってというイメージを持ちますから、朗話障害者には難しく、端から縁遠いものだと決めつけておられる方も多い野ではないかと思われます。
実際、やはり地元の小中学校に聴覚障害を持つ子供が入って来ると、教師は真っ先に、音楽の授業をどうするかで困り果てると言われていて、個人の特性を生かした指導や評価すら難しいのが現実でしょう。

けれど、事実は正に小説より奇なりで、目の不自由な人がテレビや映画大好きだったり、耳の不自由な人が音楽鑑賞大好きだったりする事は、全くもって珍しい事ではありません。
健常者と同じように、ごくごく在り来たりの趣味で、特に中学生や高校生にもなれば、例え聴覚障害があっても、多くの若者が流行りのロックやアイドルたちに興味を抱きます。

ではでは、一体全体彼らは、どうやって音楽を楽しんでいるのでしょうか?
その答えは至って簡単で、体に伝わる振動を頭の中で繋ぎ合わせ、そこに、文字や口の動きから読み取った歌詞を巧みに載せているのです。

ですから、当然ですが、健常者とは全く違ったメロディーとして捕らえている事は少なくありません。
しかし、元々音楽というのは読んで字のごとく、音を楽しむものであって、その味わい方は人それぞれ!
自分が一番心地よく受け入れられる音楽を気に入るように出来ているのです。
だとすれば、何の問題もないでしょう。
むしろ、そこを深く追求する健聴者の方が、与えられた形に捕らわれ、他人の作った世界に閉じ込められているがために、本当に音楽を楽しめていないのではないかと思われます。

そこで昨今では、座席や会場内に設置した音響設備に振動を伝える装置などを取り付けた体で聴くコンサートというのも随分普及して来ました。
それどころか、今やiTunesライブラリーの音楽を自由自在に楽しめる聴覚障害者向けのアプリも登場して来ているくらい!
そうなれば、今後益々興味を示す耳の不自由な若者が増える事でしょう。

そして、聴く楽しさが分かれば、今度は謳いたくなり、楽器演奏にも挑戦したくなるという事で、さらに彼ら彼女らの世界は広がります。
きっと、数年後のゴールドコンサートには、今以上に、耳が不自由なハンデに負けず、新しい世界にチャレンジを挑むアーティストたちが沢山出演して来る事でしょう。
そんな後輩たちの夢と目標になるべく、今年のチャレンジャーたちにも是非、一流に育って頂きたいと願わずにはいられませんね。

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