ジカ熱は決してバカには出来ない5つの理由

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国際的に大きな問題になりつつあるジカ熱ですが、2月5日、法律上の「感染症」とすると位置付け、医療機関は国に届け出を行うよう義務付けたと塩崎厚生労働大臣が記者団にコメント。
とにかくジカ熱に関しては猛威を振るっているのはもちろんですが、言うなれば「どうする事も出来ない」からこそ、ここまで慎重になっている部分もあるでしょう。
なぜか。ジカ熱の脅威を5つの角度から検証してみるとしましょう。

蚊による感染だから

これに尽きるでしょう。蚊に人間が言葉で言い聞かせる事は出来ません。それでいて無数にいます。さらには「蚊に刺された程度」という言葉もあるように、刺されても気付かないケースがありますし、何より蚊はとても小さいです。
つまり、どれだけ気を付けていても刺される時には刺されます。普通の蚊であれば、刺されても「痒い」だけで済むのですが、ジカ熱の場合、「痒い」「運が悪い」では済まされないのです。
実は人類史上、最も人が殺されている生物は蚊である事からも分かるように、「たかが蚊」とは言い切れないのです。その蚊から感染源になるのですから、正直、「お手上げ」と言っても良いでしょう。
どうするかと言えば、「気を付ける」としか言えないのですが、ではどう「気を付けるのか」は、なかなか分からないのです。

輸血で感染している

ジカ熱が広がったのはブラジルからでしたが、輸血によっても感染したようです。おそらく輸血元の血液を提供してくれた人がジカ熱だったからなのでしょう。
こうなると、輸血の在庫まで確認しなければなりませんが、そもそも先にもお話しましたが「蚊に刺されたかどうか覚えているか」と聞かれて、明確に「いついつに何回刺された」と答えっれる人の方が珍しいでしょう。
つまり、自分でさえ知らない間にジカ熱になってしまう可能性があるのです。対処しようにも、そもそも自覚さえない所でジカ熱になっている可能性が高いのです。

蚊もレベルアップしている

それなら蚊をなんとかしたいと思っても、蚊がどれくらいいるのかなど、なかなか把握出来るものではないはずです。
また、蚊も免疫が出来てしまいますので、例えば殺虫剤を散布していると、次第に殺虫剤に免疫を持つ蚊も出てくるかもしれません。つまり、蚊を人間自身がパワーアップさせてしまう可能性があります。
ですから、おいそれとそのような事は出来ないのです。

どのように広がるのか分からない

感染経路が蚊、さらには輸血。これでは、どのように拡大していくのか分かりません。例えばブラジルに旅行した人が蚊にさされる。そして本国に帰って、さらに別の蚊に吸われ、その蚊が他の人を刺す。
これで違う地域にまで感染してしまうのです。これが「熊に噛まれたら」「ワニに噛まれたら」といったものであれば誰もが簡単に警戒出来ますが、相手は蚊です。
警戒しようがないのが本音ですから、大げさではなく、確認されていないだけで南米以外の地域でジカ熱患者がいても不思議ではないのです。

リオ五輪まで半年だからこそ

では南米にはいかなければ良いだろうと考える人も多いでしょう。確かに行かないに越した事はありませんが、2016年はブラジルでオリンピックが開催されます。
つまり、いろいろな国からブラジルに多くの人が渡るのです。既に取材等で様々な国のメディアがブラジルに渡っているでしょう。そのような人々が蚊に刺されない保証などどこにもありません。
そこでふと蚊に刺されたジャーナリストや記者が帰国する。そこで蚊を通して感染したら、その国にもジカ熱の脅威が広がるのです。もはやどうにもならない程、実は大変な状況なのです。

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