あああ

患者さんも知っておくべきです。接骨院にできることは何か?

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接骨院は何をするところでしょうか。
2016年3月16日の日本経済新聞夕刊に
「接骨院 違法広告に注意」こうした見出しがありました。
考えてみると、接骨院は医者ではありません。
トラブルを防ぐために、患者さんこそ正しく知っておきましょう。

接骨院とは何か

接骨院とは何でしょうか。整骨院とも称されますが同じことです。
接骨院では、柔道整復師と呼ばれる資格を持つ人が施術をしています。
何ができるのか?骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の治療です。

紛らわしいのは整体ですが、こちらには明確な定義や資格はありません。
もちろん接骨院に医者はいません。そのため手術や投薬はできません。
レントゲンなどの医療機器を扱うこともできません。
意外と制限は多いですが、ゆっくりと治療していきた人には、
適した施設かもしれません。

柔道整復師とは何か

接骨院で働く柔道整復師とは、国家資格です。
特定の学校において学んだ後、資格試験を受けます。
柔道整復師法と呼ばれる法律に基づいており、
接骨院を正式名称で言うと柔道整復師施術所になります。
そもそもなぜ「柔道」なのでしょうか。
これは柔道には怪我がつきものです。
しかし柔術を応用することにより怪我が治せる!
そうした民間療法的な技術の積み重ねが根底にあるようです。
もちろん柔道経験者ではなくても、資格を取得することができます。
そういう意味では、ちょっと誤解を招きやすい資格ではあります。

医療行為はできません

今回の指摘であったように、接骨院では医療行為ができません。
医療行為は医者の独占業務です。
とはいえ医療行為とは何でしょうか。
医薬品を処方したり、医療機器を使用することです。
またメスを使ったりする手術も医療行為です。
接骨院では、マッサージや「整体」を駆使して、
患者の身体的な悩みを解決していきます。
そのため病気を治す!そういった宣伝や掲示はできません
「痛みが改善します」グレー判定でしょうか。
「腰痛を治療します」これはアウトです。
さらに肩こりや四十肩を治す旨を表現することも禁止されています。

健康保険は使えます

さらに混乱を招くことは、健康保険が使えることでしょう。
全額自費であれば、誤解は無かったのかもしれません。
とはいえ医療行為に該当する病名、
例えば頭痛や神経痛などでは健康保険が使えません。
あくまでも柔道整復師に許された骨折や捻挫などのみに対して
健康保険が使えます。
もちろん元々健康保険の対象外になる病気や治療法は、
初めから適用外です。

競争の激化があるようです

同記事の直下に『サプリ広告「根拠なし」』との見出しもありました。
どこも自社の宣伝をしたい!頑張っています。
とはいえ限度があることを知るべきでしょう。
もちろんこの背景には競争の激化があります。
接骨院のライバルは、マッサージ店などがあります。
一方で接骨院自体は、2014年現在全国に約45,000院あるそうです。
ここ10年で1.6倍に増えています。
いわゆるクリニックは全国に約90,000施設あります。
そう考えれば接骨院の数は多いですね。
言い訳にはならないでしょうが、各院の個性を出そう!
そうした思いから勇み足になるケースが少なくないようです。

養成学校が増加しています

接骨院が増える理由として、
柔道整復師を養成する学校数の増加もあるようです。
例えば養成学校の数は、1955年には全国で5校しかありませんでした。
その後昭和の時代は14校で推移していました。
毎年1000名ほどの柔道整復師が生まれていました。
しかし転換期が訪れます。
柔道整復師養成施設の新設を認めていなかった当時の厚生省の言い分を
取り消す判決が、1998年、福岡地裁において出ました。
これで一気に開放です。
現在では学校数が100校を越えました。
毎年7000名もの柔道整復師が誕生しているそうです。
粗製乱造の可能性は?

知っておきましょう

健康になれば問題ないかもしれません。
しかし間違った治療を受けて困るのは、患者さんです。
怪しい治療にお金を費やさないように、
患者さんこそ、正しく知っておきましょう。
近くに接骨院があれば、詳しく尋ねてみてください。

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