あああ

更正施設の訓練士さんたち

障害者のための福祉施設は多数存在し、その対象も様々なら形態も様々です。

例えば、人生の半ばで光や音を失った人たちのための施設では、視覚障害者や聴覚障害者が社会復帰をするための第一歩として、まずは生活訓練を行ないます。
そこで訓練士が教える事、それは、歩く事や話す事、読み書きといった、私たちが小学校に上がる頃までにすでにマスターしていたはずの事が主流です。

けれど、もし今、光を失ったら、皆さんは一人で真っ直ぐ歩ける自信がありますか?もし今、音を失ったら、テレビや映画を存分に楽しめると思いますか?
例え障害者になっても、それでそこで人生が終わる訳ではありません。
生きている限りは、一人で歩かなければならない訳で、今まで通りテレビも見たいでしょう。
けれど、それは思いの他大変な事で、多くの人は自分の未来に大きな絶望感を抱いてしまいます。

そんな人たちの救世主となるのが、そうした更正施設の訓練士さんたちです。

例えば、光を失った人たちが、白杖と音で周囲を探りながら歩けるようになるための訓練をしたり、音を失った人たちが、口の動きだけで相手の言葉が読み取れるように訓練したり。
自分の意志がきちんと伝えられるように手話や点字の読み書きも教えます。

でも、「訓練生たちと同じ、私たちも毎日訓練ですよ!」、そうした施設で働いていらっしゃる職員さんたちは、皆さん口を揃えてそうおっしゃいます。
何故なら、視覚障害者や聴覚障害者と一口に言っても、その程度が全て違う訳ですから、全ての訓練生に同じやり方を教える事が出来ないからです。
個々の体調や能力をみながら、日々一緒に一歩一歩前進して行かれるんですね。
でも、そんな訓練士さんたちの努力が、きっと新しい光や音を導き出すのでしょう。
どんなに強い真夏の日差しよりも眩しくて熱いものを感じますね。

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