あああ

知的障害者の現状

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知的障害者は嘗て、精神薄弱者と呼ばれていました。
こういう書き方をして良いものなのかどうかは判りませんが、私たちが子供の頃には、"知恵遅れ"や"きちがい"などという言葉が主流で、知的障害という表現を耳にする事は殆どなかったと思います。

けれど、知的障害者は精神障害者とは違います。
何故なら、彼らは心の病で傷害を持ったのではなく、脳内の病気で傷害を持ってしまったからで、先天性の人が大半です。
染色体異常によるダウン症や発達障害の一つである自閉症などはその代表例ですね。

現在、日本には知的障害者に関する法律上の定義は存在しておらず、必要な人に対し、必要な時に、必要な形で支援するのが好ましいとされています。
ですから、知的障害者には、身体障害者や精神障害者のような障害者手帳というのは交付されていなくて、療育手帳という形の証明書が発行されていますよね。

このように、法律上の明確な定義というのはありませんが、実際には、知能指数70を基準に認定を判断している自治体が最も多く、このIQ70以下という数字だけでみると、約2.8パーセントの日本人が値する事になります。
つまり、我が国にはおよそ280万人以上者知的障害者が現存する事にはなるのですが、実際に認定を受けている人は、その2割にも満たない約41万人ほど。
しかも、そのうちの8割以上が軽度の療育手帳を所持しているという現状があります。

これは勿論、国が明確な定義を設けていないのも要因の一つにはなっていると考えられますが、そればかりではなく、本人や家族が気付いていない。
あるいは、不信感は持っていても、認めたくない。
更には、医師によって明らかにされても、公的な申請をとどまる人が多いという悲しい現実が見え隠れしているのではないでしょうか。

確かに、軽度の知的障害者の場合、少し勉強が苦手だとか、少し人とのコミュニケーションが苦手だとかというレベルの人も少なくありませんから、わざわざ療育手帳を所持しなくても、日常生活や社会活動を送る上で、大きな不自由はないのかも知れません。
でも、本人をきちんと理解してもらうためには、やはり認定を受けられる事を私はお勧めしたいと思います。
今はもう立派な脳の障害として認められるんです。
まだまだ知識の乏しい周囲の人たちに本人が立派に生き、頑張って歩んでいる事をアピールするためにも、大手を振って歩いて欲しいと心から願います。

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