肺気腫のステロイド薬

肺気腫の治療法の基本は抗コリン薬やβ2刺激薬などを使った薬物療法ですが、ステロイド薬も肺気腫の治療法として有用なケースがあります。ステロイド薬は肺気腫以外にも様々な病気の治療法として選択されており、特に抗炎症作用や免疫抑制作用が期待できますが、ステロイド薬の主な成分は副腎皮質ステロイドであり、人体にあるホルモンの一種なので、何らかの副作用を気にする人たちから忌避される傾向にあり、時に悪者扱いされることのある薬です。しかしステロイド薬は、医師の指示に従って適切に使用すれば症状の改善効果が高いとされています。肺気腫に対するステロイド薬の使用方法は、吸入タイプが一般的であり、β2刺激薬と併用すると肺気腫の急性増悪の予防または緩和に効果的とされているため、両者の配合薬が重症患者の治療法として選択される傾向にあります。ちなみにステロイド薬の副作用として、免疫抑制作用があるため、風邪などの感染症にかかりやすいとされています。また大量投与による糖尿病、長期投与による骨粗鬆症の発症リスクが高いとも言われています。ただし肺気腫における治療法の選択に際しては、患者個々の重症度や持病の有無などに応じて何を優先するかが重要です。

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