花見酒もほどほどに!膵炎の原因はアルコールです

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激痩せしてしまった芸人さんが何人かいます。
その理由は?急性膵炎です。
無茶な生活をしてばかりいると、他人事ではないですよ。
特に花見をするこの季節、お酒はほどほどに。
つまり膵炎の原因は、ほとんどがアルコールだからです。

膵臓とは

膵炎とは、膵臓(すいぞう)における炎症性疾患です。
そもそも膵臓とは、どんな器官なのでしょうか。
あまり目立たない存在ですが、場所的には十二指腸の裏にあります。
主な働きは、2つあります。
ひとつは、ランゲルハンス島からのホルモン分泌です。
糖尿病でお馴染みのインシュリンは、ここで作られます。
もうひとつは、膵液と呼ばれる消化液を分泌します。
膵液には炭水化物を分解するアミラーゼ、
タンパク質を分解するトリプシンやぺプチターゼ、
脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素が含まれています。
食べ物を消化・吸収する際に、極めて有効な消化液ですが、
その強力さ故に、膵臓自身を損傷してしまうことがあります。

これが急性膵炎です。

急性膵炎の特徴

突然見舞われても驚かないように、
具体的な急性膵炎の特徴について、知っておきましょう。

1 原因は

急性膵炎の主な原因は、過度なアルコール摂取です。
男性患者の半数が、アルコール性の膵炎です。
また女性で目立つ原因は、胆石です。
胆石が膵液の出口を塞いでしまい、消化液が膵臓へ逆流するようです。
一部には自己免疫疾患のように、原因が不明なパターンもあります。
もちろんストレス、そして動物性脂肪の多い食事も危険です。
とはいえ毎日お酒を飲む人は、要注意です。

2 症状は

主な症状は、上腹部や背中の七転八倒するような痛みです。
身体を丸めないと耐えられない痛みなら、膵炎の可能性が大です。
一般的に、食事や飲酒後数時間経つと、激しい痛みに襲われます。
様子を見ていても、痛みは治まりません。
また時間が経つにつれ症状は悪化します。
夜中であっても、救急車を呼んだ方が賢明です。

3 死亡率は

急性膵炎で油断できないことは、意外と死亡率が高いことです。
重症急性膵炎の場合には、死亡率が10%に達します。
そういう意味でも早め早めの対処が不可欠です。
もちろん適度な飲酒に努めましょう。

慢性膵炎の特徴

膵炎には慢性型もあります。こちらも深刻な病気です。

1 原因は

慢性膵炎になる理由のほとんどは、急性膵炎からの移行です。
急性膵炎を繰り返していると、いつの間にか慢性化します。
慢性化すると、突発的な死亡率は低下します。
しかし慢性化すると、治りません。死ぬまでの付き合いです。
急性ならば治療法はあります。どちらを選びますか。

2 進行すると

慢性膵炎が進行すると、膵臓がんになる可能性が高まります。
どんな病気でも、行き着くところはがんですね。
何もない状況よりも慢性膵炎患者の方が、
がん化するリスクは10倍以上になるようです。
膵臓がんは、見つかりにくい一方で、見つかったら終わり!
初期状態であっても、5年生存率は50%前後です。

膵臓には3つの問題がある

膵臓に対しては、現状において3つの問題点があります。
第一は、定期健康診断で検査しないことです。
現在の健康診断制度が良いのか悪いのか?安易な評価はできません。
しかし膵臓や脾臓など、死に直結する臓器の検査はしていないのです。
定期健康診断を受けていても、油断できません。
第二は、膵臓の異常を自覚できないことです。
言い換えるなら、気づいた時には手遅れ!
さらに第三として、膵臓の専門医が少ない!
だからといって諦めるわけにはいきませんが、
少なくとも適度な飲酒!予防法はありますよ。

調べてもらいましょう

膵炎の前兆として、変な痛みや違和感があります。
腹部の重苦しさ、体重が急減することも稀ではありません。
慢性的な腹痛があるなら?
一度専門家に調べてもらいましょう。

早く見つかれば、何とか対処法はあるはずです。

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