解熱剤の注意とは

インフルエンザにかかると高熱が出るので解熱剤を投与する傾向にありますが、発熱には、体内に侵入してきた病原体を死滅させるための生体防御作用という意味があり、解熱剤を使用する際には注意が必要です。
特にアスピリン系の解熱剤は、インフルエンザ脳症の原因物質と考えられているサイトカインの産生を促進することが指摘されているので要注意です。
一般にインフルエンザウイルスが脳内で炎症を起こすことがインフルエンザ脳症の原因と考えがちですが、インフルエンザ脳症の患者の脳を診ても、インフルエンザウイルスが原因と考えられる炎症は認められず、サイトカインストームと呼ばれる、一種のアレルギー症状のようなものが発症しているケースが少なくありません。
日本人は病気に対して敏感で、薬好きで、発熱を怖がる傾向にありますが、過度な解熱剤の使用は注意すべきであり、それよりも食事などにより体内の免疫力を向上させることに注意を払うことの方が重要です。
インフルエンザに罹った小児に高熱が出るとそれだけで慌ててしまいがちですが、こまめな水分補給により脱水症状を防ぎながら落ち着いて看病することがインフルエンザ脳症を予防する意味でも重要です。

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