あああ

障害者年金に所得制限はない

昨年世を騒がせた難聴の音楽家Sさん。
自分は障害者年金は一切受け取っていませんと釈明していましたが、あれって、実は実は、全くもっておかしな話なんですよね。

そもそも病気や怪我などで身体に障害を抱えた人が受けとる障害基礎年金というのは、自分たちが掛けて来た年金から受け取るもので、どんな大金持ちでも、きちんと社会保険というものを納付していれば、しっかりと受給する権利はあります。
というのも、年金は所謂養老保険と全く同じもので、将来受給条件を満たした際には、誰もが満額受け取る事が出来るものだと定められているからです。
ようするに、半ば強制的に加入させられ、掛け金を払わされるのが年金で、個人の意思で加入し、掛けるのが郵便局などが出している養老保険というやつだというだけの話だと思っていただければ分かりやすいでしょう。

従って、いざ障害者になりました。
働けませんという場合は勿論そうですが、そうでなくても、その状態が2級ないし1級レベルであれば、それだけでもう受給権利を得た事になり、収入がどうのこうのとか、家族が裕福だという事は一切関係ありません。

ただし、年金は立派な所得ですから、それを受け取る事によって年収が増え、所得税がアップする事は大いに考えられますね。
さらに、障害者になると、医療費や福祉に掛かる費用など、様々な面で助成があって、免除されるのですが、そこには常に所得制限が付き纏います。
つまり、いくら障害者であっても、経済的に余裕があるのであれば、一般の人たちと同じように、全額自分で払いなさいよという訳です。

しかも、この助成に対する所得制限や税金の計算は、一定ラインが1円でも超えた時点で有効となりますから、中にはきっちり計算しないと損をする人もいるでしょう。
そう、国民年金の場合、1級の超重度障害者でも、その額は100万円に満たない訳ですから、逆に受け取らない方が利口だという人もいる訳です。
という事で、Sさんがどういうつもりで、あのような釈明をしたのかは分かりませんが、彼にとって年金をもらわない事が本当に正義だったのかどうかは微妙なのではないでしょうか?

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