80歳までに20%の人が喉のがんになる!どう思いますか?

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80歳までに20%の人が食道または喉のがんになる!
ある意味で当たり前に感じるかもしれません。
2016年3月1日の日本経済新聞に、こんな記事が掲載されました。
やはりというか、ネット上では賛否両論ですね。
怖い!そういう感想がある一方で、80歳だよね?醒めた意見もあります。
とはいえ欧州の医学誌に掲載されたのですから、それなりの意義はあるはずです。

 

顔が赤くなる人の話です

今回の調査対象は、お酒を飲むと顔が赤くなる人です。
つまり顔が赤くなってしまう遺伝子、ALDH2で比較します。
なおALDH2には3つのタイプがあります。
ひとつはGGです。
二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが強い人です。
この場合、顔は赤くなりません。
次はGAです。
同酵素の働きが弱いので、飲酒後に顔が赤くなります。
日本人の4割が該当するようです。
そして最後がAAです。
これは日本人の1割を占め、ほとんどお酒が飲めないようです。
つまり調査対象はGAの人です。あなたもそうですか。

 

がんが発症する条件は

がん患者約1300名、がんではない人約1900名、
アルコール摂取量との関係を調べました。
今回問題となったのは、アルコールを日本酒換算で1日2合以上、これを週5日以上飲んでいる人です。
すると80歳までに口、喉、食道のいずれかでがんが発症する確率は
約20%に達しました。
一方でアルコールを2合未満に抑えていれば、
同確率は約5%に下がっています。
2合の壁です。
とはいえ顔が赤くなっても飲める人であれば
1回2合では止まらないですね。
「以上」ですから、毎日3合飲む人も含まれますね。

 

食道がんの罹患率はどの程度か

食道がんの罹患率は、実際にどの程度でしょうか。
一般的には女性より男性の方が5倍発症しやすいと考えられています。
喫煙や飲酒が関係しているようです。
例えば国立がんセンターの2011年における統計によれば、40歳以降で急激に患者が増え始めます。
80歳の場合には、人口10万人当たり約110人です。
率にすると0.1%です。
上記の20%と比べると、普通の人が食道がんに罹るリスクは低いですね。
なお喉頭がんはもっと低いです。
80歳の男性で人口10万人当たり30人です。
やはりお酒は怖い!そう捉えるべきでしょう。
ちなみにすべてのがんを含めると、今40歳の人が40年後、
いずれかのがんに罹る割合は、男性42%、女性28%です。
喉付近のがん以前に、他のがんへの注意が必要かもしれませんね。

 

80歳まで生きられる人は

2015年9月、総務省が敬老の日に合わせて統計を公表しました。
80歳以上の高齢者が初めて1000万人を越えたようです。
総人口の約8%が80歳以上です。
一方日本人の平均寿命は2014年時点で男性80.5歳、女性86.8歳です。
とはいえ健康寿命という考え方があります。
これは健康上の観点から、日常生活に何らの支障がない年齢です。
つまり寝たきりや障害を抱えずに何歳まで健康でいられるか?
それを示した数値です。

2013年時点ですが、男性は71.2歳、女性は74.2歳です。
以上を総合してみると、80歳まで生きるということは、いろいろな意味で大変そうです。

 

何歳まで生きたいか

現実的な話として、何歳まで生きたいですか?
30~49歳までの女性に尋ねた調査では、平均77歳だったようです。
理由として、
・ぼけたくない
・年金や貯金がない
・介護を受けたくない

現実的ですね。
一方で20~59歳の男女に尋ねた調査では
「80代」が最も多かったようです。
こちらも、
・平均寿命まで生きればよい
・迷惑をかけない年代である

実感がこもっていますね。
さらに40歳以上の既婚男女に尋ねた調査では
「80歳代前半」と3割が回答しました。
やはり人並み?
平均寿命程度は生きたいと考えているようです。
しかしそれ以上は?
周りのことが思い浮かぶのでしょう。
とはいえ流布している数字に流されている傾向も
見えなくはないですね。

 

賛否両論ありますが

統計の見方は様々できます。
その人が育った環境もあるでしょう。
とはいえひとつの目安として、お酒の量を含めた生活習慣を考えていけばよいのでしょう。
結局は自分自身のことなのですから。

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