圧迫萎縮

人間の身体は皮膚で閉じられているため、物理的に拡大できる範囲が限られてきます。
時に打撲や炎症などの症状で患部がパンパンに腫れ上がることもありますが、逆に何らかの異常が発生し、それが体内の臓器を圧迫することが原因で当該臓器を萎縮させてしまい、機能が低下する症状もみられます。
これを圧迫萎縮と呼んでいます。
圧迫萎縮は様々な箇所で生じる可能性があり、典型的な圧迫萎縮の症状は腎臓で起きる水腎症です。
水腎症は結石や尿によって腎盂が拡張した状態であり、これが腎臓を萎縮させる、終には腎不全に至ります。
一方で脳においても圧迫萎縮の症状が多々あり、例えば水頭症です。
水頭症は、本来流れ続けているはずの脳脊髄液が頭蓋骨の奇形などによって進路が妨げられ貯留し、脳を圧迫する病気です。
ちなみにサイレントキラーとも称される大動脈瘤も圧迫萎縮の要因として重視されており、現在では稀な病気になった梅毒に起因する梅毒性大動脈瘤から骨性胸郭を萎縮させる事例などが報告されています。
いずれの症状に関しても完治が難しく、かつ素人では判別できないので、定期健診を含めて、おかしいな?と感じたら早めに医師の診断を受けることが重要です。

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